◆ 「ほかならぬ人へ」

春風

2010年07月29日 23:54

時々、背中で 聴くともなく 聞き流している 土曜 朝の 「週刊ブックレビュー」


この前、 「・・・では、2010年 上半期の 文芸ベスト10です・・・」 と言った時、
    なぜだか 珍しく、チラッ☆ と、画面を見たのです。


ちょうど、10位の本が、アップされた、その瞬間・・・ 目が 釘付け★


      「あ! Mちゃんの絵だ!!」  ひと目で、すぐに分かりました。




学生時代、 小さな美術部で、彼女は、ステキな絵を どんどん 描いていて、
    私は、お下品な作品を、、、 もとい、ひたすら 轆轤を 挽いておりました。



     ・・・卒業する時、お願いして ゆずってもらった 絵は、
               今も、ベッドルームに ずっと 飾ってあります~ ♪♪♪





嬉しくて、買う気マンマン ↑↑↑ ☆で、ジュンク堂に 行ったのだけど、、、

    表紙は、もちろん、とっても ステキ☆ なのだけれど、、、

      ・・・どーしても、著者の 本文が 好きになれず、、、買う気 急降下↓↓↓



                 表紙カバーだけ、売ってぇ~★



・・・ 読まずにもいられなくて、結局、図書館で 借りて 済ましてしまいました。
      イヤ、正直言って、最後まで 読み進むのさえ、ツラくて。
    

「これが、2009年の 直木賞なのか・・・!?」 と、ちょっと ガッカリ~★★
     ( ・・・単に、私の 読解力や 感性の方が、ガッカリなのかもしれないけど )


登場人物たちに 共感できなくて、あまりに 安易 というか 薄い ので
    イマドキの ケータイ作家サン か? と思えば、、、50代の 二世作家だし。
         選考委員の 選評 も、イロイロ。。。



<ジャケ買い> という言葉があるけど、、、

   amazon全盛 の御時世だけに、あるいは、直木賞で 平積されてたら、、、



    この本は、 Mちゃんの 「挿画」の 素晴らしさ☆ と、「タイトル」の良さで、

       10位に 食い込んだのではないか!? と 勝手に ニラんでおります。




・・・小説 としてではなく、絵画 あるいは インテリア として、オススメ なのでした。

        頁をめくった 扉の、ブルーのイラストも ステキです~☆



◆ 「ほかならぬ人へ」 ◆

白石 一文  祥伝社
¥1600

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