◆ 磯の異人館~☆

春風

2011年03月21日 11:00

しばらく、ブログの更新も 出来ない気分でした。。。
   東日本大震災の被害が これ以上 深刻にならないよう、
     世界中の神様に お祈りする毎日です。 (>人<)
       
  ただでさえ、ジャパンシンドロームに怯えていたのに、
    今後の日本を考えると、、、
      今は、復興に向けて、気持ちを強く持つしかありませんね。



           ・・・敢えて、気分を変えて!!
                 o(^-^)o           


長らく工事中だった、磯の 「異人館」 (国指定重要文化財)が、
  九州新幹線 全線開業に合わせて、3/12(土)から 公開されています。

今はまだ、家具や調度品もなく、がらんどうですけど、
  その分、しっかり、コロニアル様式の建物自体を楽しめて、
    なんと、入場無料☆ & 写真撮影OKなので、オススメです。
      真正面に桜島をのぞむステキな雰囲気で、うっとり~☆

今秋には、解説や展示を加え、有料化して、新装オープンするそうです。
   ・・・取り急ぎ、今月の新幹線☆に 間に合わせたのでしょうネ。 (^_^メ)




正式な名前は、 「旧 鹿児島紡績所 技師館」  
  英国からの紡績技師の宿舎として、江戸時代!(慶應3年)に造られ、、、
     (→ たものの、技師たちは、幕末の政情不安で、1年で帰国し。)

明治10年の「西南戦争」では、薩軍負傷兵の仮病院になり、
  明治17年~昭和11年は、鶴丸城本丸跡に移築され、
    「造士館」の教官室として使われていたのだとか。





コチラの岩崎邸より、規模は小さいですが、その30年も前の
  江戸時代!に創建された洋館ということは、
     長崎のグラバー邸にも並ぶ 誇るべき建築物かと思います~♪♪♪

【 追記 】

異人館の 歪んだガラス窓から見えた、横の建物も、なにやら存在感が、、、

  ちょっと、足を延ばしてみたら、 「大観寮」という石版があり、
    昭和42年建設の中小企業用の従業員宿舎のようでした。
       



立派なデザインだけど、バルコニーのコンクリは割れ、既に、廃墟感が漂い~★
   40年ほど前の建物なのに、その劣化ぶりに驚いたり~

     100年違いの建物が、不思議な感じで並んでいました。
 

【 追記 】

  歌舞伎 「磯異人館」も観たかったですが、、、
    来月予定されてた 鹿児島公演 延期中、、、
       中村勘三郎サンの病平癒を祈るばかりです。


~~ニュース転載~~


>鹿児島市の異人館が公開再開 (2011/03/12)

>鹿児島市吉野町の国指定重要文化財「旧鹿児島紡績所技師館(異人館)」の
>耐震補強工事が終わり、市は12日、一般公開を再開した。
>開館時間は午前9時~午後5時(水曜・12/29~1/1休館)。無料。

>同館は、国内初期の洋風建築物で、洋式紡績工場建設と操業指導のため
>イギリスから招いた技師らの宿舎として、1867年に建てられた。
>市は2009年11月から休館し、耐震工事を行っていた。
>事業費は約9300万円。

>現在は館内に家具などが置かれていない状態。7月には再び休館し、
>解説板や当時をしのばせる調度品、家具を配置して新装する。
>有料化(大人200円、小中学生100円)し、10月にあらためて開館する予定。

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